卒論テーマ
コミュニケーション・スタディーズ ー アイデンティティとフェイスからみた景色 (ワードマップ) 作者:末田清子 新曜社 Amazon インスタ映えとか就活の面接とか、他者に向けて私をどのように見せるかという観点から日常のコミュニケーションを取り上げて卒論…
カルト・マネジメント:経営学に学ぶブラック企業の作り方 作者:柴門 真知 Amazon 話題の本ということで。 経営学を、ブラック企業を作る方法(「働かせてくれてありがとうございます、給料はいりません」という従業員を作り上げる方法)として読んでみた、…
NHK 100分 de 名著 ブルデュー『ディスタンクシオン』 2020年 12月 [雑誌] (NHKテキスト) 発売日: 2020/11/25 メディア: Kindle版 100分de名著で、ブルデューで、岸先生ということで、読みますやん。差異化・卓越化的なテーマをやりたいという学生…
完全自殺マニュアル 作者:鶴見 済 発売日: 1993/07/01 メディア: 単行本 ゼミ生が自殺をテーマに卒論を書くということで、参考文献に挙がっていたので。
質的データ分析法―原理・方法・実践 作者:佐藤 郁哉 発売日: 2008/03/25 メディア: 単行本 質的データの分析法を一通り教えておかないと、インタビューの時のクエスチョンごとに結果をまとめてくるという卒論が頻出しかねないので、コーディングとストーリー…
野生化するイノベーション: 日本経済「失われた20年」を超える (新潮選書) 作者:清水 洋 発売日: 2019/08/21 メディア: 単行本(ソフトカバー) 経営学をやっておきながらイノベーション研究にはこれまであまり興味をそそられなかったのだが、それはイノベー…
メイキング・オブ・勉強の哲学 作者:千葉 雅也 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/01/26 メディア: 単行本 常日頃から舞台裏というものは覗けるものなら覗いておきたいと思っているような人間であるので、以前に読んだ『勉強の哲学』のメイキング本が…
ザ・セル (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video 先端的なテクノロジーによって患者の心の中に入り込み、内的対話によって患者を治療するということをやっている(が、あまりうまくいってない)精神科医のところに、FBIから捜査協力の依頼があ…
武器としての決断思考 (星海社新書) 作者:瀧本 哲史 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2011/09/22 メディア: 新書 武器としての交渉思考 (星海社新書) 作者:瀧本 哲史 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/06/26 メディア: 新書 いやー、1月ということでゼ…
他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論 (NewsPicksパブリッシング) 作者:宇田川 元一 出版社/メーカー: NewsPicksパブリッシング 発売日: 2019/10/04 メディア: 単行本 私たちが抱える問題には、決まったハウツーで解決できる問題と、ハウツーでは…
科研のテーマが組織文化に関するものであるし、また、経営組織論の教科書を執筆する話があって、組織文化についてのチャプターを担当することになっているし、ということで現在、組織文化論についていろいろ文献を探し読み直している。で、組織文化論という…
私たちが日々従事している、仕事、勉強、スポーツ、授業、会議、何気ないおしゃべり、バンド活動、家族での団欒、組織の変革、銀行強盗、詐欺、恋愛、いじめ、解釈改憲、等々…といったあらゆる「ゲーム」の基盤をなす「ルール」というものについて、それがい…
科学と非科学の「はざま」、こないだの記事からのマイブーム的な啓蒙主義的表現で言えば「光」と「闇」のあいだの「薄闇」(著者もこう言ってるが)に焦点を当てたエッセイで、さくっと読めるし、学生にもおすすめできるよい本だと思う。 内容としては、なに…
学生の卒論指導のために読んだ。 アンケート調査をやる学生は、少なくとも第4章くらいは読んでおこう。 リサーチ・リテラシーのすすめ 「社会調査」のウソ (文春新書) 作者: 谷岡一郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2000/06/20 メディア: 新書 購入: 47…
リバタリアニズムの立場から、売春婦とかポン引きとかヤクの売人とかダフ屋とか環境を保護しない人たちとか、いわゆる社会的に非難されるような不道徳な人たちのことを擁護する、という本。 リバタリアニズムがどのような思想であるかは、著者と訳者の序文で…
表紙が派手だけど、中身は思いのほか真面目な「教科書」という感じだった。少なくとも、楽しみながら読めるという感じではなく、「勉強」というモードで読む本。 「教科書」と言っても、大学教員が書く教科書よりもだいぶ実務寄りの内容になっており、学生向…
ビジネスリサーチラボの伊達洋駆さんにご恵贈頂いた本、素晴らしくおもしろくて一気に読んでしまった。 「求職者目線」で採用の新常識を打ち立てていくということで、言われてみれば「顧客視点」はよく聞くのに、人的資源の争奪戦である採用において「求職者…
『蒼天航路』は読むたびになにか語りたくなる箇所がたくさんあるのだけれど、今回は中でも、「唯才是挙」にまつわるあれこれ、特に人の才を巡る曹操と華佗の会話(26、27巻)に最高に興奮した。 「唯才是挙」というのは、曹操の発布した求賢令の骨子となるも…
これも学生の卒論のテーマ探しにいいかなと思って買った。のだけれど、ざっと読んでみた結果、これだけでテーマ探しをするとするなら、むしろあまりよくないなと思った。要点のみをまとめたフレームワークでことを済ませてしまうのは(そして、それでいいと…
経営の分野ではベストセラーらしいけど、読んだことがなかったのでざっと読んだ。 めちゃくちゃ優良な企業って結局のところ何が違うの?というシンプルな問いを、それなりに優良な企業と比較したり、その歴史を遡ったりと苦労して調査して、結論はまあふつう…
ゼミのリーディング教材にするといいかなと思って読んだ。 主張としては、「労働を規制することが必要」(174頁)というもので、ここで「規制」とは、(自己責任としてではなく)法的・制度的・慣習的に労働のあり方を作り変えていくといった意味合いが含ま…
うちは現代社会学部ということで、ゼミに入ってくる学生は必ずしも経営学を勉強してきていないので、そういう学生さんが読んだらいいかなと思って買った。 「経営学図鑑」というより「経営図鑑」という感じで、ビジネスの実例が盛りだくさん、理論的な話が多…
記念すべき第一回目の投稿で、たまたま手に取ったなんの思い入れもない本を取り上げるのもどうかとも思うが、とにかく書き始めることにする。 最近、Kindle Unlimitedを契約したので、聞いたことがあるが読んだことのない本を読んでいる。その中の一冊で、ざ…