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「倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道(The Looming Tower)」見た

アマゾンプライムで見た。見て良かったと思える作品だった。

9.11に到るまでを、FBI・CIA・アルカイダのそれぞれの視点から描くもので、「フィクション」という断りこそあるものの、基本的には「事実」をベースにしているということで、そうなると案の定、何が「事実」であるかを巡ってレヴュワーが論争してたりするのだけれど、まあそこは措くとして。

作品として見れば、物語上のいわゆる「見せ場」になるシーンをあえて描かずに省略するというのが、とても効果的だったと思う。誰もが知っている例のシーンしかり、登場人物の死しかり。要するに、「感動大作」みたいな作りにしなかったというところに、製作陣の気概が感じられたり。

あと、ジョン・オニール役の俳優さんが良かった。

音楽も素晴らしかった。

始まり