読んだもの観たもの

I'm not a very good communicator, so maybe that's why I write about talking

『相互行為分析という視点 認識と文化』

だいぶ前に買ってパラパラとつまみ読みしていたのを、通して読んでみる。エスノメソドロジー(本書では一貫して「相互行為分析」という語が用いられているが)の本。事例としては、「日本人/外国人である」こと(2章)、あと、「見る」こと(4章)「理解する/解釈する」こと(5章)といった通常心的作用とされていることが、相互行為の中でどのように観察可能な形で成し遂げられているかが分析されている。