熱海に行ってきたわけだが、熱海というのはどこか作りもののようないかがわしさ、この世のどこにも実は存在していないような異様さを醸し出す街なわけで、それゆえに熱海と言えば『熱海の捜査官』の舞台になっているわけなのだが、このドラマの大ファンな私としてはロケ地を巡るのは、まあ当然であると言えよう。
後楽園ホテルの前のパームツリー・ロード。夜には怪しくライトアップされ、作中では車を運転するシーンでよく出てきた。次は夜に撮影したい、というか、後楽園ホテルに泊まりたい。
東雲麻衣が発見されたバス停(道返駅)があった場所。何気に一番感動した場所(だってここが〇〇と〇〇の「ライン」なんですから)。後楽園ホテルの真ん前です。
2階にレプス陶芸クラブという売春の斡旋所があったビル。スナックかさぶらんかと和食まさるは健在。今度はまさるに行ってみたい。
南熱海天然劇場のあったビル。作中では見世物小屋らしく、けばけばしく飾り立てられていたが、こうしてみるとただのビル。「銀座コーポ」の看板は外れていたが、ちゃんと置いてあった。
こちらはジャケ写やポスターなどに使用されているパームツリー・ロード。夜の方が怪しさが増して、雰囲気が出ている。
中央に見えているボロ屋が、蛇川方庵が住んでいた大名荘(ダイナソー!)。他のロケ地は吸い寄せられるかのようにたやすく発見されたのだが、この大名荘だけはなかなか見つからず、日没のため断念。で、翌日、偶然通りがかった際に発見したところ、電車の発車時刻がギリギリだったため、接写が撮れず。次回、また挑戦したい。
ということで、熱海で当初巡る予定だったロケ地はほぼ網羅できてよかった。