だいぶ話題に乗り遅れた感じだが、昔にテレビ放送を録画していたのをふと思い出して、見た。世間では大傑作とか駄作とかいろいろ評価されているようだけど、もともとメタフィクションものは好きだし、まあまあおもしろく見れた。
こういう作品だしどういう風に撮影したのかが気になっていたところ、エンドロールでメイキングの様子が映し出されて、いよいよ興味がそそられたところに、どうもテレビ放送ということで製作スタッフの副音声が入っているらしい。ということで、メタメタに見ると結構おもしろいんじゃないか、と、副音声で見直してみた。まあ、特に思い入れのない作品についての製作陣のおしゃべりはさすがに飽きてしまうが、前半の長回し部分が何テイクも撮られていて、それもミスのないテイクではなく、実際にハプニングが起ったテイクが使われていること、それに合わせて後半部分の脚本も変更されていることとか、後半のドタバタの撮影自体もドタバタであったこととか、それなりにへぇーと思うところもあった。
