読んだもの観たもの

I'm not a very good communicator, so maybe that's why I write about talking

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『社会を知るためには』

社会を知るためには (ちくまプリマー新書) 作者:筒井淳也 発売日: 2020/09/18 メディア: Kindle版 適切に社会を記述するためには、「意図(目的)と結果」という枠組みから自由に社会を記述することが重要です(145頁) ということを全編にわたって主張し続…

『女の都』

女の都 【HDマスター】[Blu-Ray] 発売日: 2012/01/27 メディア: Blu-ray 中年男性の主人公が、列車で向かいの席に座った美女の後をホイホイ追いかけているうちに「女の都」に迷い込んでしまうという話で、女ばかりの中に男が一人、それは天国か地獄か、とい…

『さらば愛しきアウトロー』

さらば愛しきアウトロー[Blu-ray] 発売日: 2020/01/22 メディア: Blu-ray ものすごくダサい邦題がつけられているが、原題は"the old man & the gun"。老人たちの物語なわけである。ジジイの銀行強盗犯を中年の刑事が追いかけるという、実話を元に脚色を施し…

『はじめての経営組織論』

はじめての経営組織論 (有斐閣ストゥディア) 作者:高尾 義明 発売日: 2019/09/30 メディア: 単行本(ソフトカバー) 遅ればせながら読んだ、高尾先生の経営組織論の教科書。組織とは何か、どのような役割を果たしているのかについて、目的手段とか決定前提の…

『怪盗アレキサンドライト』

怪盗アレキサンドライト (1) (ぶんか社コミックス) 作者:秋乃茉莉 発売日: 2013/06/01 メディア: Kindle版 19世紀末のパリを舞台に、美人で冴えた怪盗(そしてやはり変装の名手ときたもんだ!)と、金髪碧眼の美男(だけどやはりちょっとおマヌケな)刑事が…

『駿河城御前試合第一試合 無明逆流れ』

~駿河城御前試合第一試合~ 無明逆流れ とみ新蔵作品第2集 作者:とみ新蔵,南條範夫 発売日: 2013/03/14 メディア: Kindle版 Kindle Unlimitedにて。前に読んだ『シグルイ』と原作を同じくする漫画。こっちの方が原作に近いのだろうか? ラストシーンの残酷…

『天気の子』

天気の子 発売日: 2020/03/04 メディア: Prime Video 学生の卒論の対応が少し落ち着いた隙に、お正月にテレビでやっていたのを録画していたのを見た。「天気の子」という題名から、気象オタクの少年が毎日コツコツ天気を観測し続けた結果、気象学史に残るよ…

『バガボンド』

バガボンド コミック 1-37巻セット (モ-ニングKC) 作者:井上雄彦 発売日: 2014/07/17 メディア: コミック 子供の頃にジャンプ黄金期でふつうにスラムダンクを読んでいたわけだし、そうなるとやはり高校生くらいになると順当にバガボンドを読んだりしていたわ…

『鉄男』

鉄男 ニューHDマスター 発売日: 2016/05/12 メディア: Prime Video 新年になったので、今年は飛ばしていこう!…というわけでもないのだけど、景気づけに見た『鉄男』。全編にわたってこれでもかというくらいぶっ飛んでいる。中盤まではまあまあグロテスク…

『見るレッスン』

見るレッスン~映画史特別講義~ (光文社新書) 作者:蓮實 重彦 発売日: 2020/12/25 メディア: Kindle版 ざっと読んだ。あまり「見るレッスン」にはなっていないような気もするが、 まあそこは問わない。