『君の名は。』は、主人公の男女が入れ替わるということで、お気楽な青春ラブコメかと思っていたところ、これでもかというくらい神話やオカルト要素を詰め込んだ映画だと『奥行きの子供たち』という本に書いてあったので、どれどれと思って見た。なるほど、瀧くんと三葉というのは、イザナギとイザナミなのね。最初は女性(三葉)から声を掛けたからうまくいかず、2回目は男性(瀧くん)から声を掛けることになった、ということらしい。あと、なんか二人が急に恋愛関係になっていて、見ていて「なんでやねん」と思ったのだが、まあそれもイザナギとイザナミということなら仕方ないだろう。