コミュニティマネジメント論という授業は、人と人のつながりをマネジメントするというテーマでやっているのだが、人と人のつながりという時、まず個人という基本単位が存在して、それが互いにつながるということを、私たちはごく自然に想定する。で、その中で、私たちは互いの溝を埋めようとして傷ついたりとか、まあ色々なことをするわけで、この授業自体もそういう常識に沿ってやってきたわけだけど、そろそろ授業も佳境にさしかかってきたところだし、これまでの議論をそっくり覆してしまっても構わないだろう、ロンギヌスの槍でアンチATフィールドを展開してLCLの海に還ることにして、最後に女子学生に「気持ち悪い」と言われて講義を終えるというのは、どうだろう。
