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東京で美術館に行ってきた(後編)「ゴッホ展」「ミイラ 「永遠の命」を求めて」

東京出張のついでに行ってきた美術館・後編、まずは、上野の森美術館ゴッホ展。

ゴッホについては、最近ドキュメンタリー映画を見たところだったので(『ゴッホ:天才の絵筆』)、ちょうどいいだろうと思い、行ってきた。

ゴッホという人は、画家として活動していた10年ほどの間に、前期にはハーグ派、後期には印象派の画家たちから影響を受けていたらしく、今回の展覧会では、それらゴッホに影響を与えた画家たちの絵も展示されていた。

まあ、ハーグ派や印象派の解説は、上記の公式ウェブサイトとか、たとえばこの人のレポートを見てもらうといいと思う。

メモ書きとして、自分が気に入った作品を挙げておくと、ゴッホ『雨』『サント=マリー=ド=ラ=メールの風景』、マウフェ『四頭の曳き馬』、ウェイセンブルフ『黄褐色の帆の船』あたりかなぁ。

で、ゴッホといえばやはり補色の色使い、オレンジと青、赤と緑、なわけだが(ということをこないだ見た『ゴッホ:天才の絵筆』で勉強した)、今回の展示でも後期の絵なんかは補色がふんだんに使用されており、なるほどなぁと。

ちなみに、ゴッホの色使いについては、この記事が詳しく論じている。

ところで、最初の人のレポートを読んでいると、物販のスヌーピーとのコラボグッズ(ゴッホのまねをして絵を描くスヌーピー、これもやはり黄色と青!)が色々と紹介されていて、まあ自分もちゃっかりひとつ買ってきたのだけど、こんなにたくさん種類はなかったような…(見逃したのか、売り切れだったのか?)。

で、最後にもう少しだけ足を延ばしてみようということで、同じ上野公園内にある国立科学博物館の「ミイラ展」に寄ってきた。

まあ正直この辺になるとだいぶ疲れてきていたし、意外に人も多かったので、ざっと流し見していたのだけど(死体、あるいは、「永遠の生命」を得た生者ということで、敬意は払わないといけないのだが)。