そうそう、もう一ヶ月ほど前になるけど、ソール・ライター展に行ってきたのを忘れてた。写真についてはとくにまともに勉強したこともないし、ソール・ライターという人も、もう何年前か、祇園のライカで展示されていたのを見て知っていたぐらいなのだけど、なんとなく心を打つものがあって、それが今回のソール・ライター展に行って見ると、やはりよかったのである。で、どうやら、ソール・ライターという人の写真は被写体と正面から向き合わない盗み撮り的なものが多く、そういう控え目というかコミュ障っぽいところの魅力があるということが作品集の『永遠のソール・ライター』にも書いてあり、なるほどと膝を打ったわけである。