読んだもの観たもの

I'm not a very good communicator, so maybe that's why I write about talking

またサリンジャー(についての本)

春休みのあいだコツコツ論文を書いて,4月になって授業の準備をなんとか間に合わせつつ学会発表もして…という感じで暮らしていたら,知らないうちに無理をしていたのか,ウィルスに感染して喉がやられてしまった。ほとんど声が出ない。さらには子供から結膜炎までもらってしまい,こういうときはもうゆっくりしようということで,抱えている原稿のこととか授業準備のことはぜんぶ棚上げで,ベッドに寝転がりながら読んでいたのが,この本。まあ,こういうときは新しい本を読む気力もないので,過去に一度読んで面白かった本が読みたくなるものである。

それでまあ,生きていることと死んでいることは実は同じであるかもしれないというようなことを考えながらこれからも生きていくのだろうなと思ったり。