読んだもの観たもの

I'm not a very good communicator, so maybe that's why I write about talking

『ウロボロスの偽書』

作中にあるように、

考えれば考えるほど訳が分からなくなってくる。いったいその惑乱はどこで解消できるのだろう(下巻, 253頁) 

という心持ちで読んだ。

物理学や数学でのひとつの謎の解決は、巨大な糸のなかでまた新たな謎へと繋がっていくからだ(下巻, 308頁)

新装版 ウロボロスの偽書(上) (講談社文庫)

新装版 ウロボロスの偽書(上) (講談社文庫)

 
新装版 ウロボロスの偽書(下) (講談社文庫)

新装版 ウロボロスの偽書(下) (講談社文庫)