読んだもの観たもの

I'm not a very good communicator, so maybe that's why I write about talking

『働き方の哲学』

最近本屋でよく平積みされているので、買ってみた。

働くということについて、健やかな「観」(ものの見方)を作ることを目指すという本で、「哲学」と言うわりには、企業の研修で教わるようなことをきっちりたくさんまとめてあるという感じで、結局どこら辺が哲学であるのか、あまりよくわからなかった(哲学者の言葉の引用は至るところにあるが)。

鋭い論考があったりするわけではないので、例えばナボコフが言うような背筋をゾクゾクさせながら読んだりするような本でもないわけだけれど、でも、「よいこと」を「よいこと」としてすんなり書いてある、そういう意味でよい本だと思います。

働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える

働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える