アマゾンプライムビデオを適当にザッピングしていたところ，『信頼のコード』というのが目に止まって，どうやらブロックチェーンを題材とした映画らしく，ブロックチェーンについてはよく聞くけどあまり理解していないので，まあ勉強にはなるだろうと思って見た。内容的には，ブロックチェーン技術が浸透した社会における戦争難民を描くというドラマ仕立てのものに，プログラマとか起業家とか未来研究家みたいな人たちがブロックチェーンを語るインタビュー映像が随所に差し込まれるというもの。お金であろうが情報であろうが，私たちが行う様々な取引というのは一定の信頼に立脚しており，そうした信頼はかつては政府・銀行・企業・メディアなどによって与えられていたのだが，ところがいまや私たちはそんなに簡単にこれらの機関を信じられなくなってしまったということで，集権的な機関に頼ることなく，信頼を分権化するというのがブロックチェーンの根本思想であるとのこと。で，こうした信頼喪失の象徴たる出来事といえばリーマンショックだろう，ということで，こちらも勉強がてら見たのが『リーマン・ブラザーズ 最後の4日間』。
